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購入時のQ&A

よくあるご質問、購入時にかかる費用、仲介手数料、金利などお客様からより多く寄せられる質問を解説。
  • Q.

    大規模修繕工事とは、
    どのような工事が含まれますか?

    A.

    大規模修繕工事とは、集合住宅において15~20年単位で行われる大がかりな外壁塗装工事を含む共用施設修繕工事のことをさします。
    具体的には、エレベーター改修工事・屋上やベランダの防水改修工事・給排水管の更新工事等も含める場合もあります。
    鉄部塗装工事や中規模修繕工事も含み修繕積立金支出該当工事を広く含む場合もあります。
    これらの工事は、総会決議または長期修繕計画(総会承認のもの)によってのみ実行可能です。

  • Q.

    長期修繕計画とはどのようなものですか?

    A.

    マンションの居住性能を維持し、できるだけ長持ちさせるためには、建物の状態に応じて計画的にメンテナンスをしていく必要があります。
    大規模修繕工事や修繕積立金支出工事など、20~30年先に予想される大規模な修繕工事を想定し、予算を確保する計画書の事です。

  • Q.

    専有部分・共用部分・共有部分・
    専用使用部分の違いを教えてください。

    A.

    専有部分とは玄関の内側からサッシの内側までの住居部分を言います。
    共用部分とは多数の住人が使用・利用する建物の構造部分や、共同で使用するエレベーターや廊下などの施設・設備のことです。
    共有部分とは、敷地など所有の対象となり得ますが、持分割合による共有部分のことです。
    専用使用部分とは、本来は共用部分なのですが、ある住戸が専用で使用できる部分のことです。

  • Q.

    ペット飼育の扱いは
    どのようにすべきでしょうか?

    A.

    最近ではペット飼育可能な物件が増えてきましたが、築20年以上のマンションではペット禁止のマンションが多い状況です。
    ペット飼育可能なマンションでも規約で飼育細則があり、飼育可能な頭数やサイズの限定があります。他に共用部分での移動の方法や糞尿・抜け毛について、他には予防接種の決まりなどがあり、管理組合に届け出義務があるマンションも多いようです。

  • Q.

    どのような方が購入していますか?

    A.

    様々な年齢層の方が購入されますが、最近では戸建からの住み替えやUターン、Jターン、Iターンの方も多いようです。
    単身者の方も増えています。30代から70代まで幅広い年齢層の方がマンションを探されています。

  • Q.

    管理費・修繕積立金・駐車料金は
    なぜ必要なのですか?

    A.

    管理費は共用部分の電気代や火災保険料、エレベーターの点検費用、警備会社の管理料、浄化槽の点検費用、管理会社の管理料、管理人の人件費などに充当されます。
    修繕積立金は、建物の修繕や設備の修理が必要になった時の資金として積み立てます。
    一戸建ては、修繕費を毎月積立てる必要はありませんが、修理が必要になった場合にまとまった金額を用意するか、住宅ローンとは別にリフォームローンを組まなくてはなりません。
    管理組合で話し合って修繕積立金を0円にすることも不可能ではありませんが、実際に修理が発生した時に、大きな負担がかかります。また、共用の建物なので、1軒でも支払いがなければ、修理できないという事態も起こります。
    毎月少しずつでも積立てることで将来の安心を得ているとお考えください。

  • Q.

    管理組合とはなんですか?

    A.

    マンションの入居者で構成する建物を維持管理していくための所有者全員の組織体です。
    マンションの所有者は自動的に組合員となります。賃貸マンションはオーナーさんが個人で維持管理していきますが、分譲マンションは所有者全員で共同して維持管理しなければなりません。
    だから、管理組合で長期修繕計画を立て、修繕積立金を積立て、計画的に大規模な修繕工事を行います。

  • Q.

    マンションの防音性について教えてください。

    A.

    「音がまったくしない」ということはまずあり得ません。
    これは、分譲マンションに限ったことではありません。
    上階の音については、戸建て住宅の方がかえって大きい場合もありますが、知人や身内がたてる音は、あまり気にならないため問題になりにくいようです。
    一般に集合住宅は、壁・床・天井が他の住戸と接するため、プライバシーの確保が問題とされています。
    しかし、賃貸マンションと比べ、分譲マンションは壁や床の構造や厚さ、材質などが十分に検討されてから建てているので、大きな問題となることが少なくなっています。
    更に、床の上にカーペットを敷くなどの工夫をするとともに、近隣住人と良好な関係を築くことが重要です。

  • Q.

    間取りの変更はできますか?

    A.

    一般的なラーメン工法(ラーメンとはドイツ語で「枠」の意味。
    柱や梁で建物を支え、接合する部分がしっかり固定される構造)のマンションであれば、比較的簡単に間取り変更が可能です。
    お部屋の中にある壁を取り除いたり、新たに間仕切りをしたりなど、各々のライフスタイルに合わせて変更をされる方もいらっしゃいます。
    ただ、水回りなど配管箇所は動かすことはできません。

  • Q.

    金利が1%違うと支払額は
    どのくらい違いますか?

    A.

    金利が1%違うと、支払額は月々1万円以上違ってくることになります。
    以下に具体例を示します。
    例)借入額2,000万円 金利1.5% 35年返済の場合
      月々のお支払額 61,237円
    借入額2,000万円 金利2.5% 35年返済の場合
      月々のお支払額 71,500円
      差 額     10,263円
    このように、借入金額が同じでも、金利が1%違うと月々の支払額は大きく変わります。
    金利の動向は、常に関心をもっておく必要があります。

  • Q.

    貯金があまりないのですが、
    ローンを組むことはできますか?

    A.

    マイホームを購入する場合、一般的に自己資金は物件価格の2割が目安と言われています。
    もちろん、自己資金が多ければ毎月の支払は軽くなります。
    しかし、条件次第で(ご年収・勤続年数等)自己資金0円でもローンを組むことは可能です。
    その場合は、金利の低い時期に借入れをして、繰上げ返済することをお勧めいたします。
    また、これから自己資金を貯める場合は、現在支払っている家賃も考慮してください。
    ご相談いただければ、ご一緒に資金計画をお作りします。

  • Q.

    マンションでペットを買うのは難しいですか?

    A.

    マンションは共同住宅であり、他の入居者の方との良好な関係を維持するのが大前提です。
    ペットとの生活は、ある一定のルールを守らなければ難しいようです。
    ただし、最近ではペット可マンション、ペット共生マンションなど、ペット飼育が可能なマンションも増えてきました。
    ペットと一緒でなければという場合は、ペット可マンションといえども全長50cm未満の小型犬種に限られることが多いため、ご検討されるマンションのペット飼育に関する規約を、事前に確認することをお勧めします。
    また、どんなペット可マンションであっても、人に危害を加えたり、汚物の処理ができない等無責任な飼い方をすると、ペットの処分や退去を求められることもあります。

  • Q.

    管理費の内容がよくわかりません。
    一般的な相場もよく分からないので不安です。

    A.

    管理費は管理会社の委託料、管理人、清掃員の人件費、諸々の保守・点検や共用部分の火災保険、電気量水度量・事務費用。経常的な消耗品の交換、軽微な修理などの費用になります。

  • Q.

    ピッキング対策用のカギに
    変更したいのですが問題はありませんか?

    A.

    標準管理規約によると玄関扉は共用部分ですが専用使用権が認められており、錠と扉の内部塗装部分を専有部分としているのが一般的な考え方です。
    従って外観上の変化が無ければ、取り替えてもかまいません。
    しかし、カードキーのように扉の外観が変わってしまうデザインのものを取り付けることは、マンション全体の外観を損なうだけでなく、防火や防災の側面から、マンション全体に機能上の支障をきたす恐れがありますので取り付けることはできません。
    ピッキング対策などは、マンション全体の問題ですので、管理組合などを通じて全体の課題として取り組むことをお勧めします。

  • Q.

    マンションの購入を検討しています。
    どのような判断基準で購入するべきですか?

    A.

    マンション選びにおいて、ここでは一般的な判断基準を記載しておきます。
    詳細については、専門的な知識が必要になりますので専門家にご相談することをお勧めします。
    1.)立地(交通の便、学校・職場・病院などの利便施設までの距離とアクセス、治安、
    嫌悪施設の有無、近隣の空地の状況、用途地域等の法的規制など)
    2.)価格(周辺物件との比較や、構造・設備・広さとの妥当性など)
    3.)構造(耐震性・遮音性など)
    4.)施工会社の信頼性
    5.)管理体制(管理費、修繕計画の有無など)
    6.)返済計画

  • Q.

    セキュリティは万全なのでしょうか?

    A.

    各住戸への侵入口が限られるマンションは、一戸建てに比べて防犯対策がしやすく、安全性が高いと言えるでしょう。
    しかし、住居の形式に関わらず、防犯意識を高めておくことは必要です。

  • Q.

    好きなようにリフォームすることは
    できますか?

    A.

    専有部分に当たる室内は、各所有者が自由にリフォームできます。
    しかし、共有部分の改修や建物の建替えは、管理組合の合意が必要です。
    給排水管の移動は漏水などのトラブルになりやすいので、移動できないと考えた方がよいでしょう。

  • Q.

    電化型のマンション(IHクッキングヒーター/電気式給湯器/オール電化)について
    教えてください。

    A.

    オール電化マンションは、調理、給湯、冷暖房など、家庭で使うすべてのエネルギーを電気でまかなうマンションです。火を使わないことから、安全性や光熱費の一本化といった、安全性と快適性・経済性が期待できます。
    IHクッキングヒーターは電磁で調理をするため、専用の鍋が必要です。メリットは、火を使わないのでCo2の発生がなく、フラットなので掃除がしやすいことです。
    電気温水器は夜間電力でタンクのお湯を温めます。音や熱を発することもありませんが、タンクのお湯を使い切ると水になります。種類によっては沸かすこともできますが、夜間電力使用時より電気代が高くなります。